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silent

言わずもかな。

川口春奈さん目黒連さん主演の連続ドラマである。

脚本は、群馬大学医学部保健学科出身の人が書いたのである。

だから、ドラマに出てくる主人公やみんなの実家や高校が群馬なんだ。納得。というか群馬県在住の友達に聞いていた。

わたしも群馬県に住んでいた時期がある。

公共交通機関が発達していない群馬県。ただ、自然豊かでよい経験ができる。

子どもの移動は親が車だし。中学生ともなると友達と遊ぶときはチャリか親。高校生は10㎞のチャリ通当たり前。男の子も女の子も上州名物、空っ風もなんのその!たくましいイメージがある。大人一人1台車保有が当たり前。家も大きく、駐車場も広く何台もの駐車スペースがあるのが当たり前。大学進学とともに家を出る子が多い。18歳で巣立つ。就職で巣立つ。都会へのあこがれが強い。そんな環境の中で育った主人公たち。一度都会へ出た子が、自由を味わったが子が田舎に戻ることはなかなか難しい。

そんな田舎出身の子たちが、都会で同郷のコミュニティを作っていくのは理解できる。

大学進学で田舎を出た想。高校時代の友達には一切言わずに病と闘い頑張っていた。病とともに心を閉ざしていったのも理解できるところである。人生の途中で障害を負った。どうして俺だけ?という葛藤や苦しみ、悔しさを抱えて今後も生きていかなければならない。きついし、厳しいと思う。

そんな中で出会った唯一の友達である奈々。彼女は生まれつき耳が聞こえない。しかし不幸ではない。彼女が明るいのは、親や周りの人の為だと思う。本人はそんなことは気が付いていないような気がする。

就職時に田舎を出た紬。大自然の中で育ったまっすぐでキラキラに輝く純粋な子。言葉の裏にはとらわれず、まっすぐに受け止める。都会の波に吞まれそうになっていた。そんな時、救いの手が。

田舎を出た湊斗。責任感や優しさ謙虚さを兼ね備えた子である。みんなが幸せになるには、どうすればいい?と常に考えている。そんな強さを持っている子だと思う。

わたしは、6話まで見て4人をこう思う。

わたしの周りには、生まれつき耳が聞こえない従兄や手指の数が5本ではなく力も入らない同級生がいた。この人たちと関わってきたことで、見える世界が広がっていった。

先ほど話した、生まれつき耳の聞こえない従兄は、従妹(従兄の実の妹:耳は聞こえる)曰く、「天使」だそうだ。いつも明るくいつでも笑顔で周りの人も笑顔にしてしまう。自分のことより周りの人たちのこと優先して考える。そんな優しさの中にしっかりした芯の強さを持った従兄である。

わたし(耳の聞こえる人)との会話では従兄は補聴器をして顔をみて出来る。口の動きを読んでいるようだ。会話は成立する。生活音は大きい。自分は聞こえないから扉を閉める音が大きい。と叔母は嘆いていた。

高校までは、周りのサポートがあって自宅から通える普通学校に通っていた。大学に入って一人暮らしをする。大学に入ってから、手話に出会って手話を学んだ。すごく苦労して、手話をマスターした。就職して、耳の聞こえる素敵な女性(ひと)と出会い恋に落ち、結婚した。天使の家にも2人の可愛い天使が舞い降りてきた。舞い降りてきた可愛い天使は、2人とも生まれつき耳が聞こえない。耳が聞こえないのは遺伝の可能性があるとのこと。天使が生まれ育つまで、わたしは知らなかった。

遺伝の可能性があるって知ってたの?と従兄に聞きたいが、従兄はもういない。本当に天使になってしまった。

従兄を思い出しながら、silentを見ようと思う。

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