「紅葉(こうよう)」という言葉を聞くと、紅葉狩りとすぐに頭に思い浮かぶ人は多いと思う。
紅葉狩りとは、秋(例年9月から11月ごろ)に山などに行き、美しい紅葉を鑑賞すること。
紅葉狩りを楽しむために、秋の行楽シーズンに行く人も多いと思う。かく言うわたしもその一人だったりする。
わたしの子どものころから紅葉狩りはあって、子どものわたしは紅葉狩りが理解できなかった。
きっと理由は様々あると思うが、山々が紅葉(こうよう)するのは当たり前だったから。小学校の理科の授業で常緑樹(じょうりょくじゅ:一年中美しい葉っぱが楽しめる木々)と落葉樹(らくようじゅ:秋になると全部の葉っぱが落ちる木々。落ちてしまう前には美しく紅葉する。)と習っていた。しかも実際にわたしの家は、うりぼう🐗(いのししの子ども)が裏庭に遊びに来る山の中だった・・・
秋の山は赤色・黄色・橙色に美しく変化する。と知っていたからだと思う。
しかし、大人になるにつれて子どものころの感覚を忘れてしまっている。それは環境が変わって、ちょっとだけ山の中から出てきたから。しかし今更ながら、紅葉に感動している自分がいたりする。
さて、本題。
中禅寺湖・奥日光に紅葉狩りに行ってきた。
遅く行ったら渋滞していて、身動きが取れないかも!との情報を得ていた。
早朝出発したのが功を奏したのか、明智平ケーブルカーの駐車場で少し渋滞していたけれど、そこさえ過ぎてしまえばスムーズに流れていった。
登りというか行きというかは2車線あって、たまに2台の車が並ぶくらいでそんなに車の台数自体が多くはなかった。あまり紅葉は感じられなかった。まだまだ紅葉には早すぎたかも?せいぜい30%くらい。失敗したかな?と思った。
目的地である中禅寺湖に到着。
中禅寺湖畔ボートハウスというモダンな建物で休憩させて頂いた。お天気に恵まれたのもあるが、すばらしく穏やかないい時間が過ぎていった。このままずっと過ごしたいと思えるような、素敵な空間だった。

帰り道というか下りというか、結構急な下り坂と急なカーブが続く緊張感MAXの中、エンジンブレーキを駆使しながら2車線は取れるだろうな?という道の1車線をゆっくりと落ちていく。
基本ブレーキに足を置きながら、エンジンブレーキの調節で落ちていくという感覚。渋滞を巻き起こしていないかな?とうい申し訳なさがこみあげてくる。前の車両との車間距離もまずまずだったので、後方の車両たちにも迷惑はあまりかけていないな、と自己完結する。紅葉は50%から60%くらい。それなりに結構綺麗だった。まだまだ色づく余裕はありそうだけれど、紅葉狩りは楽しめるし、もってこいだと思う。
2022/10/28現在いろは坂の紅葉は、わたしの個人的な感覚で50%くらいかな?まだまだ、これから木々や山々たちの美しい紅葉を楽しめると思う。
これから、いろは坂や中禅寺湖に紅葉狩りにく人、おすすめ間違いなし。

車窓からの風景